【AWS】rootユーザー以外で、AWSの請求金額を閲覧する設定方法 〜IAMユーザー・ロール・IAM Identity Centerユーザー(SSOユーザー)で請求金額を見る方法〜

背景

  • AWSのアカウントを作成した際、初期設定ではrootユーザー以外ではAWSからの料金の請求情報が見えません。
  • AWSを使用していく中で、rootユーザーを使用することは稀(というかAWSも普段からrootユーザーは使うなと言っている。)だと思います。
  • IAMユーザーやIAM Identity Centerユーザー(SSOユーザー)で請求情報を閲覧するためには、簡単な初期設定が必要なので、その設定方法を紹介します。

rootユーザー以外で、請求情報を見えるようにする設定方法

rootユーザーでAWSにログインする

アカウント画面に移動する

  • 画面左上の名前が表示されてる箇所をクリックします。
  • スクショのような欄が表示されるので、「アカウント」をクリックします。
    02_0025.png

「IAMユーザー/ロールによる請求情報へのアクセス」へ移動する

  • アカウントをクリックすると、下記のスクショの画面に遷移します。
  • かなり長いですが、スクロールしていくと「IAMユーザー/ロールによる請求情報へのアクセス」という欄があるのでそこまで移動します。
  • 「編集」をクリックします。
    03_0025.png

「IAMアクセスのアクティブ化」を行う

  • 「編集」をクリックするとスクショのようなチェックボックスが出現します。
  • スクショの通り、「IAMアクセスのアクティブ化」にチェックを入れ、「更新」をクリックします。
    04_0025.png

「IAMアクセスのアクティブ化」が有効になっているかを確認する

  • 正しく更新されると、以下のような表示が出ます。
  • これで、請求情報が閲覧できるポリシーがついたIAMユーザーなどでログインした際に、請求情報を確認することができるようになります。
    05_0025.png

参考資料

AWS アカウントのルートユーザー - AWS Identity and Access Management
AWS アカウント のルートユーザーを管理します。例えば、そのパスワードの変更、アクセスキーの作成や削除を行います。
AWS マネジメントコンソール | AWS
AWS マネジメントコンソールを使用すると、シンプルで直感的なウェブベースのユーザーインターフェイスから AWS にアクセスして管理できます。モバイルアプリを使用すれば、外出先でリソースをすばやく確認することもできます。
アクセス許可の管理の概要 - AWS 請求
AWS Identity and Access Management を使用して、請求およびアカウント情報へのアクセスを許可するユーザーを制御します。

Qiita記事

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